一昨日午後から友人の車に同乗して河口湖に行った。
東洋大学のセミナーハウスに宿泊。
朝目が覚めてカーテンを開けたらドーンと富士山が見えて感動。
こんなに近くで富士山を見るのは数年ぶりだ。
東海道側から見る富士山と形がずいぶん違うのが、
この頃ようやくわかってきた。
こちら側からの富士山にも味わいがある。
やはり富士山は圧倒的な存在で、霊峰というほかない。
古来からの日本のカミの親玉だろう。
なにか自分の創作欲を、内側から静かに激しくたぎらせるマグマのような力と、
無力さ、非力さ、卑小さ、無知さを、外側から浴びせてくる暴風雨のような力、
そのふたつを、肌一枚隔てて沸き上がらせるオソロシイ山だ。
前の晩は遅くまで「大貧民」やってたのに。