<< 明日は「さるハゲロックフェステ... 初仕事。 >>

「孤独のグルメ」ドラマについて。

どきどきしましたが、おおむね評判が良くて、原作者としてホッとしています。

ボクは普段ほとんどテレビは見ないし、
Twitterで検索なんかもしないんだけど、
想像以上に話題になっていたようですね。

テレビ離れとか視聴率が下がってるとか言われながらも、
テレビの影響力はまだまだあるんだな、と感じました。

テレビ化にあたって、スタッフといろいろ話したのですが、
実際にある店、そしてその街を使って、「ドラマ」をやるというところが
今までにない番組なんじゃないか、と話していました。

今はちょっと変わった店をネットで探して、タレントがそこを訪れて
なんかする、という考えてみれば物凄く安易な番組が多い。
たいしてこの番組は、歩いて店を探して、交渉して、
さらに台本をそこから作って、役者を仕込んで、と物凄く面倒くさい。

そこに来てテレビ東京で深夜なんで予算も時間も十分ではないです。
でも非常にみんながんばっていて、台本も順備縞をボクに送ってきてくれて
「井之頭五郎の台詞はこれでいいでしょうか?」
と聞いてくれたりします。
そんなこといわれたら、ぼくも五郎風に直しますよそれは。
最初は「別物」と思って知らん顔の傍観者のつもりでしたが、
今や身内になってしまった感じです。

そうやって撮影しながら手探りで作っているのを近くで見ているので
あまりにボロカスいわれたらカワイソウだ、とドキドキしていました。

今3話まで撮影が終わっていて、まあいろいろこれからいわれるでしょうが、
暮れに送られてきた4話目、5話目の台本はかなり面白くなっています。
あらためて、ドラマって大変だなぁと思いました。
セットが使える「深夜食堂」はいいなぁ、と人ごとながら思いましたね。

ボクも一回目を見てから、こういう音楽が合うんだなとか、
こういう方面の効果音楽が必要だな、とわかり、また新たに作っています。
見ている人はお話に見入っていて気づかなかったかと思いますが、
20曲近くの音楽が使われています。
松重五郎のテーマも、いろんな形態で繰り返し鳴っていました。
たぶん見ていた人の無意識に入り込んでいると思います。

松重さんも、地方ロケの時など、ひとりで歩き回って店を探して入るのが
大好きということで、すごく意欲を持って真面目に取り組んでくれています。
ご自分で第一回を見たら、もっとよくなると思います。

というわけで、寒空の中、スタッフ(これがまた少ないんだ)今日もロケハンやら店探しを
がんばっている筈なので、温かく見守ってやって下さい。

よろちく!
[PR]
by mqusumi | 2012-01-07 14:08 | こんなことがあった
<< 明日は「さるハゲロックフェステ... 初仕事。 >>