昨日は若い編集者と打ち合わせ飲みをして、別の編集者も呼びだして
7時頃から深夜までいろいろちゃんぽんで飲んだので二日酔い気味。 水飲んで二度寝して、風呂に入って、30分歩いて、 ミネラルウォーターを飲んで、仕上げにカレーうどんを食べる。 食べると内臓が活性化するせいか、一瞬二日酔い状態が戻ってくるが ここが峠。水飲んでゴロッとして、ライ・クーダーなんか聴く。 これで治る。というのが定番。 この次点ですでに午後2時。 これはサラリーマンの人にはできないでしょう。 自分が自由業でよかったと思うのは、こういう時だけかもしれぬ。 そういえば、昨日2件目に行った店に、なんと、6日の日記に記した、 「ザーメン」と赤で書かれた夫婦がいた(栃木在住)! 思わず「あっ、ザーメンの!」と指さして叫んでしまったら、 御主人が非常にレくさそうにしていた。 あたりまえか。 それにしても、「孤独のグルメ」の反響には驚いた。 しかも、おおむね、よい感想なので、ドッと安心しました。 皆さんありがとう。 思えば10年前、編集がが持ってきた企画で、このマンガを 描き始めた頃は、 「谷口先生に、あんなクダラナイマンガ描かせやがって」 と編集者から低い声で批判され、辛い思いもしたものです。 掲載誌「PANJA」が廃刊になり、単行本にするには少し ページが足りないこともあって、編集者のアイデアで書いた ボクの文章のあとがきも、読者から 「アレは余計」「シラケル」「久住は出しゃばるな」 という意見をくらい、文庫本ではやめようと言ったのですが、 やはりページ数の関係で、入れました。 今でもそこのところは自信がないです。 でも、前よりは「あのオマケの文章も、いいよ」と言ってくれる 人まで現れ、少し救われてます。 谷口さんも、そういう声が届いていたはずだけど、 一切手抜きせず、毎回驚異の描き込みをしてくれました。 今、こうして「面白かった」と多くの人に言われると 谷口さんに対しても、よかったなぁとホッとしています。 春には特別編も収録した新装版が出版される予定。 文庫本では潰れてしまったあの繊細な描き込み、 素晴らしいスクリーントーン削りながら2枚3枚重ねていく技術も 堪能いただけると思います。 なにより文庫本は時が小さすぎて、我々にはすでにキツイのが、読みやすくなる(笑) あのあとがきを入れるかどうかは未定だけど、 何か別の企画ページは入れるかもしれません。 そこでは、ぜひ谷口ジローさんの言葉や苦労話を入れたいと思っています。 あーカレーうどんが効いて、すっかリ真人間になりました。 「ほさか」のカレーうどん、最高。
by mqusumi
| 2008-01-09 15:41
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