<   2011年 04月 ( 8 )   > この月の画像一覧

GWのライヴのお知らせ!

ゴールデンウイークの5月3日(火祝)は
ボクのアコースティック・バンド「BlueHip」の久々のライヴ。
対バンは、ボクと長年モダンヒップを、一緒にやってきた
WAKAのバンドEatSea!!
a0099059_21133254.jpg


これは面白いです。WAKAは、ボクが最近ライヴでよくやる、
「猛烈にUN Co.が肢体」の作者でもあります。
「南無網タイツ」とか「テツコの部屋」とか、爆笑必至。
しかもアレンジが無駄に洒落てて無駄にかっこいい。
a0099059_2114860.jpg

ボクらにも、今回、オーケストラQにゲスト参加してくれた、
素晴らしいバイオリニスト高橋香織さんが、ゲスト参加。
アルバム「自由の筈」の収録曲や、おかしなフォークをやります。
オーケストラQとも、Q-FORCEとも違う、フォーキーな
親しみやすいバカさを楽しんでください。演奏はもうバッチリよ。

心がゆるむような、でも最後は、元気になるようなライブになると思います。

いつものように、ボクにメールくだされば、当日受付でお名前を
言うだけで前売り料金になりますので、ぜひぜひメールください。
=============================
5月3日(火・祝)吉祥寺manda-la2
WAKA&EatSea /久住昌之&BlueHip ライヴ
6時半開場 7時開演 前売2200円 当日2500円

出演:

WAKA&EatSea
WAKA(Vo,Guitar)/蔵本信也(Guitar)/武士守廣(Bass)/Shake(Keybords)/idonny(Drums)/フクムラサトシ(Sax)


久住昌之&BlueHip
久住昌之(Vo,Guitar)/Shake(Keyboard)/フクムラサヨシ(Sax)/高橋香織(Violin)/多田和弘(W.Bass)/栗木健(Percussion)/荊尾浩司(Ds)
[PR]
by mqusumi | 2011-04-30 21:14 | Liveの予定

美學校久住マンガ工房

五月生募集中。
まだ空きがあるそうです。
1年間、毎週水曜日の夜、クーラーも無いボロい教室で
ボクと一緒に面白いことをしたり考えたりしてすごしませんか。
マンガの描き方とかテクニックではないです。
マンガの元になる、「面白」。誰の頭の中にもあるし、
世の中のいろんなところに転がっている。

詳しくは
http://www.bigakko.jp/

授業料は分納もできますよ(俺も昔した)。

関係ないけど、シャンプー。
a0099059_1553586.jpg

[PR]
by mqusumi | 2011-04-20 15:55 | こんなことするよ

見あげてごらん。

今日は坂本九とジャッキー・チェンの切り絵を切って、この時間になってしまった。
切りながら、いろんな「上を向いて歩こう」と「見あげてごらん夜の星を」を
YouTubeで見た。
http://www.youtube.com/watch?v=viHyEw5chX8
坂本九のが断然いいんだけど、当時のMV(そうはいわなかっただろうけど)も
なんともいい。

まだまだみんな貧しかったボクの子供の頃だ。
だけどなんだか楽しかった。
コンビニやインターネットなんて無くて、
ケータイもパソコンも、TUTAYAもBOOK OFFも無かった。
夜は暗かったし、部屋は寒かったし、暑かった。
でも、それで辛かったり、悲しかったり、そういう思い出はあまり無い。

そんな時代の「ささやかなしあわせ」が歌われたこの歌に、
なんだか、経済の発展って、なんだろう、と思ってしまう。

でも、ボクらは、そう思うことができる。
「昔はよかった」と若い人に嫌がられながら言うことができる。

でも今の子供達が大人になったとき、今を振り返って、どう思うだろう?

精神的なことより、物質的に「昔はよかった」だったら、
あまりにもサビシイな。

どんな、ささやかなしあわせの記憶を、残してあげられるんだろう。
ボクらが死んだ後に。

たまに読み返したくなるマンガや、思わず口ずさみたくなる歌を、
ひとつでも、ふたつでも、作りたいな。残したいな。
a0099059_19503747.jpg

[PR]
by mqusumi | 2011-04-18 19:55 | こんなことがあった

鎌倉ふしぎ動物園

大泉学園のインFでの
『鎌倉ふしぎ動物園』
吉田隆一(bcl、他)小森慶子(cl、他)壷井彰久(vn)&オレ(歌/生ギター)

面白かったです!!!
お客さんもたくさん入って、よかった。

当日決まった一部は、
ボクのProjectorQをやって、面白かった映像で、
ボク以外の3人がそれをテーマに即興演奏をやるというもので、
a0099059_1784416.jpg

写真の「ちょっとおしゃれにのびーるのびーる」は
もうおかしくておかしくて、演奏聴いて涙が出た。
卓越した演奏技術と、豊富な即興演奏経験、そしてセンスが
あってこその面白さで、フリージャズでちっともふざけてないのに、
こんなに笑ったことは初めてです。
もっと多くの人に聴かせたい。

ProjectorQそのものも、ものすごくウケた。
途中で、なんとギタリストの鬼怒無月さんが、観客として入ってきて
ビックリ。もう二十年くらい前に、友人の寒川光一郎くんの
バンドでその超絶ギターに度肝を抜かれて以来、
注目しているギタリストのひとりだったので。

せっかくだから、と、鬼怒さんも一曲演奏に参加、
ボクの生ギターを素晴らしい音で奏でてくれました。

2部は、なんとボクの曲を、3人と、マスターの佐藤さんのウッドベースで
演奏しました。
a0099059_1792064.jpg

これもすごくよかった。やったのは

1 Walkin Down The Street
2 シブイ店見つけた
3 低い声の女
4 味が落ちた
5 度肝を抜きたい
6 PRINCE
アンコール 自由の筈

です。
全曲、リハで一回あわせただけで本番。
でも全員の経験の豊富さでスバラシイ演奏になったと思います。
a0099059_1795652.jpg

とくに、マイナーブルース「味が落ちた」では、
吉田さん、小森さん、壷井さんの、全然違ったアプローチの「泣き」が
面白かった。とくに初めてご一緒した壷井さんのバイオリンが、泣く泣く。
もう本当に美しくも悲しいメロディーが溢れ出てきて、笑いました。

「度肝を抜きたい」のまさにフリーなインプロビゼイションにも
度肝を抜かれました。

いやー、本当に楽しかった。
そしてパワーをもらった一夜でした。

終わってから、店で美味しい日本酒をいただきながら
鬼怒さん、吉田さんと、遅くまでいろんな話ができて、これもよかった。

来てくださった皆さん、ありがとう。
写真はtak.imzさん。いつもありがとう。
[PR]
by mqusumi | 2011-04-15 17:10 | こんなことがあった

本日、大泉学園でライヴ!

またまた当日の宣伝になっちゃってすみません。

本日 13日夜8時から、
大泉学園のインFで、

『鎌倉ふしぎ動物園』
吉田隆一(bcl、他)小森慶子(cl、他)壷井彰久(vn)と

いうユニットに、ゲスト参加します。
吉田さんと小堀さん、久しぶりで超楽しみ。
ついでに面白映像トークProjector Qもやります。
壷井さんは、初めてご一緒しますが、超テクニシャンということです。
楽しい緊張。

必見必笑!


なんかちょっとだけ歌うのかと思ったら、
今日になって、ボクもたくさんやるような雲行きになりました。
ガンバロー。

ライヴチャージは3000円です。おいしいお酒もあります。

当日の宣伝でゴメンナサイ!!!!
[PR]
by mqusumi | 2011-04-13 13:57 | Liveの予定

イージーリスニング

昨日は目黒のブルースアレイで、いいライヴを観た(聴いた)。

「疑惑のイージーリスニング」
(Ds)仙波清彦、坂田学 (Sax)坂田明 (Tb)河合わかば (Vln)高橋香織
(G)白井良明 (B)バカボン鈴木
★Guest (Tp)辰巳光英 (G)三好“三吉”功郎

簡単に言うと、いわゆる70年代の「イージーリスニング」と呼ばれる音楽を、
あらゆる形に構築し直して即興音楽に直したもの。

本当に面白くて、先月ご一緒したばかりの高橋香織さんのバイオリンの
ものすごい演奏に、鳥肌が立った。

辰巳さんは、渋さ知らズ以来何度もご一緒してるけど、テルミン最高、
でも今回はトランペットの「フルート奏法」にタマゲた。

良明さんと、三好さんのギターの組み合わせもよかった。
三好さんの口笛とエレキギターのリードギターをユニゾンで奏でるのは
シンセギターみたいでスゴい面白かった。いろんなアプローチがあるなぁ。

坂田明さんはあいかわらずのパッションだけど、息子さんの坂田学さんとの
二人のインプロヴィゼイションは、さすが親子と言うか、
息もつかせぬ息の合い方だった。

バカボンもミュージックマンのベースでものすごいソロをとってたな。

初めて聴いた河合わかばさんのトロンボーンもよかった。

「刑事コロンボ」のテーマとか「キャラバン」とか、
「日曜はだめよ」とか、

↑これは前にやったもの。

あと昔のアニメソングとか
タイトル知らなくてもどこかで聞いたことのある曲ばかり。
イージーリスニングって、そういう柔らかい入り込み方で、
脳に刷り込まれてるからこそ、すごく強い。

ポール・モーリアとか、ビリー・ボーンとか、リチャード・クレーダーマン、
ヘンリー・マッシーニ・・・。
ほら、普段どこか「ダサイ音楽」と思ってて、CDも一枚も持っていないのに、
すらすら名前が出てしまう。しかも曲も知ってる。

そういう人の心に入り込み方が、マンガに似ているかもしれない。

マンガは文学より不当に低く見られている、と言われてきた。
実際、天皇の園遊会に呼ばれるのは文学者や画家で、
マンガ家は何億円も稼いでいて、文芸作家より名前を知られていても、
全然呼ばれない。

でも、ボクはそこが好きなんだな。楽なんだな。マンガ家として。
大衆が、構えること無く読んでくれるのが。
「読書」なんてかしこまらないで、隙だらけで接してくれるのが。

アシスタントを何人も抱えて不眠不休で描いてる週間マンガ誌のマンガが
通勤途中で読まれて吊り棚に捨てられるのが、
ラーメン食いながら汁飛ばされながら、読み飛ばされ、
それで楽しんでもらえるのが。

マンガってイージー・リスニングというヘンテコな和製英語に習えば
「イージー・リーディング」ということになるのだろう。

音楽もマンガも、そういうものを作る立場でいたいな。
絶対、エラそーになりたくない。てか、エラそーなとこを目指したくない。
だから、エラそーなことを言う奴って、大嫌いなんだ。
[PR]
by mqusumi | 2011-04-07 17:28 | 感動した

骨三人衆

昨日は渋谷のO-squerで、
ムーンライダースが中心になった、
「小さな灯の玉フリーギグ」
というのに参加した。参加が決まったのは前日。

出演者は、鈴木慶一、松田幸一、武川雅寛、水谷紹、鈴木博文、青山陽一、
白井良明、上野洋子、岡田徹、かしぶち哲郎、夏秋文尚、あがた森魚、
そんでボク。
おのおのにソロのコーナーがあり、最後にムーンライダーズで演奏。

青山陽一さんと白井良明さんの生ギターデュオが、
超かっこよかった。青山さんは歌もイイ。

ボクは後半で「骨」(詞:久住昌之/曲:鈴木慶一)
を、慶一さんとあがたさんと歌った。ギターはエレキで。
それぞれと一緒に歌ったことはあったけど、
この3人でやるのは初めて。
a0099059_1938976.jpg

慶一さんに言われて、ボクが1番を歌い、
2番はボクとあがたさんでハモった。
慶一さんはそれまで生ギターを弾いていたのに、
突然ピアノになって後ろに下がった。

イントロや間奏はクジラさんがトランペットでやった。
最後にコールアンドレスポンスになるんだけど、
ここはあがたさんと、慶一さんが、ふたりでハンドマイクで
掛け合いをして、これが最高にイカレテて、客席はすごく盛り上がった。
ベースはコントラバスの水谷さん、ドラムスは夏秋文尚さん。

アンコールではムーンライダーズに出演者全員が加わって、
「大寒町」「スカーレットの誓い」「流木の歌」
をやった。
皆ひとつの気持ちになったライヴで、観客の雰囲気も素晴らしかった。

写真はライヴ終了直後、楽屋で。
顔が赤いのはビールのせいもあるな。

近くのパブみたいなところで打ち上げ。
慶一さんと良明さんと、食べ物のバカ話で盛り上がる。
観客で来ていた矢吹伸彦さんと初めてお会いした。

帰り道が松田幸一さんと一緒で、高田渡さんの若い頃からの話を
聞いたりして面白かった。
[PR]
by mqusumi | 2011-04-03 19:38 | こんなことがあった

気がついたら日記書いてない。

友人が「brogになに書いていいかわかんない」とつぶやいていたけど、
まったくそういう感じでした。

自粛とか、心配とか、そういうんでは全然ないんだけど。

なんだろう。今までがあまりになんでもなかったからかな。

前に、今日本人がひとつのことを考えると言うか、なにかしら感じる日は、
1年通じて、大晦日から元日にかけてぐらいじゃないか、と書いた。

でも今は日本人がいつも心の隅に、あるいは中心に、
震災や原発の事故のことを考えている。
オウムの時も、阪神大震災の時も、ここまで長く、
みんながひとつのことをアタマの中に重しのように置いていたことは無い。
そしてその重しは今日も明日も消えるとは思えない。

自分たちの心が、何か試されているような気さえする。

この大災害は、おそらくボクが生きている間には、
元通り復興することはないだろう。それほど多くのものが失われた。

本当に、経済や資源や食料が乏しくなっていくのは、
これからなのかもしれない。
ものの値段が上がり、逆に給料は減っていくかもしれない。
放射能の恐怖は、いつまでもボクらを脅かすのかもしれない。

でも、今の被災地の人のご苦労に対する気持ちとは全く別の次元で、
そのことが、少しウレシイというように思える自分がいる。

ようやく違う方向にボクたちは向かえるんではないかと、
期待している自分がいる。

今まで「発展」だけがエライとされてきた。
昨日より今日の方が夜が明るいほうが、発展のように思っていた。
何か取り憑かれたように、電気だって資源だって食料だって、使いまくってた。
「経済の低迷」は、全員が嫌なことだと思っていた。

心の時代とか、モッタイナイ、自然回帰とか、
エコロジーとか、いろんな「いいこと」言ってきたけど、
でも経済的にはずっと無限に右肩上がりに上昇していくのが、
結局「輝かしい日本の未来」と思っていなかっただろうか。

今の都知事が「東京は日本の脳であり心臓だ」と言っていた。
多くの人は、心の中で「それは確かにそうだけど」と思っていたかもしれない。
「この資源のない日本で、原発無しに発展はありえない」とも言っていた。
それはそうなのかもしれない、と聞き流していたかもしれない。

断っておくけど、都知事選があるからこれを書いているわけではない。

でも、そういう「発展」や「東京中心思想」は、
もう古ぼけた考え方になってしまったように、
今回の大災害の中で、ボクは感じるようになった。

もっと大きな視野で、そしてより深く、
日本という国を見直す時がきたのだろう。

日本全体をながめて、経済も情報も分散しなければならないのではないか。
一カ所に集中する経済効率第一主義を、
危機管理の面からも、やめざるを得ない時期なのではないだろうか。

占いでも予言でもなく、日本には何十年かに一度、必ず大地震が来る。
地球上で、そういう運命の位置にある島国なのだ。
ひとつひとつの建物の耐震構造だけでなく、
国の経済や文化の耐震構造も見直さねばならないのではないか。

今の子供達、これから生まれてくる子供達のために、
それを真剣に考えて、実現して行く責任が今の大人たちにある。

ボクは一昨年から月一回の散歩を大阪に向けてしている。
自分で歩いていて、日本には本当に山が多く、また川も多い、
水と緑が豊富な国だと実感している。
飛行機の窓から見ても日本は島国というより、山国だ。

でもそういう自然を
「あの山は使えないから」
「住めないから」
「ただの山だから」
と、あまりにも無視して来なかったか。
我々は、自然を相手にしたこの国の林業や農業も、大事にしなかった。

日本の山や川や野、もしかしたら空も、もう一度
眺め、見つめ、考えようと、多くの人がちゃんと思えるように
なるんじゃないだろうか。

観光地でもなんでもないただの田舎の大自然が、
宝の山に思える時が来るんではないか。

古来、日本人は自然と親しんできたと、よくいわれる。
それはそんだけ山や野原ばっかりだったからだろう。
そんで金もなかったかもしんない。

季節の移り変わりを味わってきた。
夜を夜として、暗いものとして生きていた。
月の満ち欠けや、月明かりの風景を日常的に、楽しんでいた。
タダだしね。
行灯のほのかな灯りに安心とぬくもりを感じていた。

今までより街が暗くなっても、
建物や乗り物の中が寒くなっても暑くなっても、
ボクたちはきっとそれはそれで、文句をいいながら、楽しむに違いない。
ビールやかき氷をもっと美味しく味わうだろう。
その値段が高くなって、今のように好きなだけ味わえなくなっても。

それと、今まで電気がじゃんじゃん使えたから、
いくら「大発明しました!」と言っても、
「ふーん、なかなかいいんじゃないの?でも実用化は難しいね」
とか、鼻で笑われて、悔しい思いをしていた隠れた天才研究者がの出番が、
今、ようやくやってきました!なんてこと、ないだろうか?

もともと研究熱心で工夫好きで貧乏性の日本人だ。
きっと面白いこと考えるやつが出てくるに違いないと思う。

「アハハ、ニッポン、まだまだ使うとこあったじゃん!」
「おいしい部分、全部捨ててたなぁ!」
「あの頃はバカだったね」
「アハハ、ホント、なに考えてたんだろう?」
という笑い声が、この災害の向こうに聴こえるように、ボクは思う。

長過ぎ。
[PR]
by mqusumi | 2011-04-03 19:11 | こんなことがあった