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春麗らメセニー掃除桜蕎麦弟刷りし豪快さん

パット・メセニーとクリスチャン・マクブライドとアントニオ・サンチェスの
「DAY TRIP」
をよく聴いてる。
パット・メセニーは独特の音色を持った完全なジャズ・ギタリストだけど、
フォークっぽいセンスがあって、そういうのをシンプルに出した曲は
本当に親しみ深くて心にしみる。
今回のアルバムでは、
「Is This America?」
という曲がそれにあたる。
カトリーナの被害やそのあとの政府の対応とかいろいろ目の当たりに見て
驚いたり悲しかったりした心象から作られたそうだけど、
そういうベタな感じではなくて、自然の驚異に洗いざらい押し流され
あらわになった現実の、悲しく晴れ渡った広大な風景のように聴こえた。

それと、もう一曲、
「The Red One」という曲がレゲというかR&Bというか、
とにかくジャズっぽくてなくて、ロック的で、強烈にカッコイイ。
こういうの、もっとやって欲しいなあ、というのがパットの対しての
ボクの本音です。(ジョンスコとのアルバムでも同曲をやってるらしい)

ウッドベースのクリスチャン・マクブライドも最高にイイ。
アントニオ・サンチェスもスゴイが、お得意のウッドブロックみないなのを
入れるソロは、どうしてもそれがお坊さんの木魚に聞こえるので、
やめてほしいと思います。

昨日から仕事が進まないので仕事場の片付けをする。
段ボール箱を開けたら、開けるまで忘れていたものが出てくる。
ここにあったか、とも思うが、開けなければ「存在しなかった物」で、
つまりボクにとって必要ないものだ。
もったいないけど、そう思って捨てることにする。
何かを捨てるのは思いきりがいるけど、気持ちいい。腰が疲れたが。

パソコンの中にも、そういう段ボール箱的ファイルがいっぱいある。
ファイルを開いて、大量に捨てる。おもに写真・イラスト。
バックアップも取らない。
なんか、自分に「ざまあみろ」という気持ちで痛快。

小腹が減ったので、蕎麦を食べに。
吉祥寺「ほさか」では桜切り蕎麦を始めた。
桜を練り込んだ蕎麦で、微かにピンク色。
真ん中に桜の花の塩漬けがちょこんとのってる。
日の高いウチにお酒1本だけつけて食べた。
贅沢な気持ちになる。
ほのかな桜の香りがおいしい。
東急の「まつや」でも4月1日から始めると書いてあった。

4月5日のw.jazのライヴで売るように、弟が「豪快さんてぬ」を
刷ってくれるという。それをデザイン。20枚限定。
春麗らメセニー掃除桜蕎麦弟刷りし豪快さん_a0099059_18411989.jpg

by mqusumi | 2008-03-28 18:42 | 変なもの見っけ
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